
ヴィンテージのフットボールシューズやローカットのトレーナー、バレエスニーカーまで、近シーズンで靴の輪郭は厚みのあるものから薄く軽やかなものへと移り変わっています。
足に沿うフィット感のあるアッパー、薄いソール、細長いフォルムは足元のボリュームを抑え、靴をより自然にコーディネートに溶け込ませます。特にワイドパンツやミニ丈のボトムスと合わせると、靴が軽やかであるほどプロポーションがきれいに整って見えます。
Studio Doe は服のパターンで比率を調整する考え方をシューズデザインに取り入れ、新作のSlim Trainer スエード切り替え薄底シューズを発表。アッパーの幅・長さ・厚みを再構築して全体の輪郭を整えました。


靴はコーディネートの一部にすぎませんが、下半身の見え方の比率を変える力があります。厚底や幅広の靴は足元の視覚的な重さを増しますが、薄底シューズはソールの厚みを抑え、パンツの裾から足首、アッパーへのラインをより連続的に見せます。
さらに靴身に細めのウエストラインと前方へ伸びるトゥがあれば、視線は自然と下方かつ前方へ延び、足の横方向のボリューム感を減らします。服がウエスト位置や着丈、カッティングで体の比率を整えるように、靴も輪郭で全体の印象を変えることができます。


1. 足の中央を細く:アッパー両側のカーブを足の中央へ絞り、横方向のボリュームを抑えて、足元をすっきりと見せます。
2. ラインを繊細に:履き口を小さめにし、つま先を長めにすることで視線を自然につま先へ導き、脚のラインと下半身をすらりと見せます。
3. ボリュームを控えめに:ソールを薄くし、靴紐や金具も小さくすることで、靴全体の見た目を軽やかにします。
やわらかなスエードに異素材を組み合わせて、繊細な奥行きをプラス。厚みのある弾力豊かなインソールを内蔵し、薄底のフォルムでも日常に必要な快適さを保っています。

薄底シューズの着こなしのポイントは、軽やかな形でさまざまなボトムスの輪郭とのバランスを取ることです。
ボリュームのあるワイドパンツには、細身の靴が裾からシャープなラインをのぞかせ、全体の重さを軽減します。長めのつま先もパンツのラインに沿って、下へすらりと伸びる印象を生みます。


ミニスカートやショートパンツに合わせれば、薄底シューズのコンパクトさがより引き立ちます。小さめの履き口が足首まわりの視覚的な重さを抑え、脚のラインをつま先まで自然につなぎます。


普段のデニムやカジュアルパンツにも、薄く軽やかなフォルムが気取らなさを保ちつつ、全体の輪郭をすっきりと整えます。トップスは重ねすぎず、体に合うTシャツやタンクトップ、シンプルなシャツを選べば、靴の形と下半身のバランスが主役になります。
「スリムトレーナー」
8月26日 21:00 公開予定